メリット1
商品先物取引は、農作物や工業品をターゲットにした先物取引である為、そのメリットやデメリットは先物取引に準拠します。
とはいえ、商品先物取引には商品先物取引独自のメリット・デメリットも少なからず存在しています。
第一のメリットは、FXのレバレッジや株の信用取引などと同様、小額で多額の取引が行える点があります。
商品先物取引においても、レバレッジという言葉は使用されるので、FXの経験がある方にとってはわかりやすいかもしれませんね。
簡単に説明すると、口座に入れたお金の数倍、数十倍の金額での取引が可能となります。
これによって、例えば10万円しか持っていなくても、100万円、200万円分の大豆や金といった商品での取引が可能になるというわけです。
これに伴い、商品先物取引では売りポジションからの取引も行えます。
FXでも同じシステムがありますが、これはとても便利です。
通常、金融取引というのはまず取引対象となるものを買い、その後価格が変動してから売るというのが一般的ですね。
しかし、商品先物取引では、まず手元にないはずの商品の権利を証券会社から借りてそれを売り、価格が動いた時に買い戻してそれを返すというものです。
理屈としては難しいですね。
でも、慣れれば簡単にこなせます。
これによって、普通は購入する商品の価格が上昇した時でないと差益が発生しませんが、売り注文から入れば価格が下がった場合に差益が出るので、戦略の幅が広がるのです。
メリット2
商品先物取引の場合、株の信用取引やFXとよく似たメリットがある一方、FXより有利な点もあります。
例えば、信用取引の場合、口座にあるお金よりも多くの金額を使った取引が可能ですが、その保証金に金利負担がかかります。
しかし、商品先物取引の場合は金利負担がありません。
これは、負担が軽くて済むという事です。
そして次は先物取引ではなく商品先物取引独自のメリットです。
これは当然、取り扱う商品の性質がものをいうメリットですね。
商品先物取引では多くの商品を取り扱いますが、その中には非常に価格変動が大きなものが数多くあります。
その中でも特に動きやすいのは、ガソリン、灯油、アルミニウムといったところでしょう。
特に、ガソリンと灯油は身をもって体験した方が多いでしょう。
これだけ価格がダイナミックに変動するというのは、変動が激しいと言われている株式市場の銘柄においてもなかなかお目にかかれません。
そういう意味では、大きな博打を打ちたいという方には向いている商品と言えます。
価格変動が激しい商品があるという事は、それだけ短期間で大きな稼ぎが期待できるという事です。
長期の取引が苦手という方には、この商品先物取引は向いていると言えるでしょう。
また、短期が向いていないという方は、価格の変動が少ない商品を選べばそれでOKです。
自分にあった取引ができるだけのラインナップが揃っているという点が魅力と言えますし、非常にメリットが多い取引と言えるでしょう。